※個人の単なるお楽しみ予想です。
※サンバイオの応援と、私個人の勉強を企図した記事です。
上記2点ご留意の上、お読みください。
世界初の再生細胞薬SB623の承認申請期待が高まっている。しかし、サンバイオは「申請ゴール」とは思っていない。そのはるか先を見ている。だから「10月中に申請を!」「申請はまだか?遅い!」という方の気持ちはよく分かるが、そう焦るものでもないと個人的には思う。・・・とは言っても・・・いつ申請がなされるのか。それを心待ちにし、はやる気持ちが自分にもあるのも事実。そこで、「プロ野球はどこが優勝するか!」「宝くじはどこで買ったら当たりやすいか!」「今年の紅白歌合戦には誰が出場するか!」と言ったお楽しみ予想的なノリで、申請時期を予想し、秋の夜長を楽しんでみようと思う。
①審議会の日程から予想
薬事・食品衛生審議会 (薬事分科会)は6月・9月・12月・3月に大体行われている。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-yakuji_127844old.html
当局により承認申請後の審査期間が6ヶ月間で対応可能と見込まれた時点で、サンバイオから承認申請可となるので、12月に申請し、6月の審議会で承認を得るつもりではないだろうか。12月の場合、例年13日か14日に決算発表をしているのでこの日に抱き合わせるかその直前発表だろうか。サンバイオがここを見据えている可能性はあり得ると思う。
②先駆け総合評価相談の流れから予想
「先駆け総合評価相談」は「品質」「非臨床」「臨床」「信頼性」「GTCP」の5区分からなっている。最初の区分の資料提出から最後の区分の申請確認文書の伝達までは、4ヶ月程度が目安となっている。
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000123357.pdf
9月の決算説明会では申請延期の3つの理由について概略以下のように述べられた。
①製造委託先への技術移転→「概ね完了」
②商業生産に必要な管理体制の構築→「品質保証体制はかなり充実してきている。」
③規格試験の確立→「ロバストな堅牢性の高い方法の開発の最終段階」
②と③が、先駆けの5区分のどこに入るのか。おそらく、「品質」「信頼性」「GMP」だろうか。だとしたら、この3区分については9月の段階では資料提出をしていないと仮定できる。また上図からうかがえるのは、「搬入」即「申請可」ではなく、「照会事項送付・回答提出」等サンバイオと当局(PMDA)がやりとりを踏まえる様子。なので10月申請はほぼないと読む。10月11月には搬入し、12月(ひょっとすると1月)にはやりとりを終えて「申請可」としたい意向ではないだろうか。
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【結論】
12月が濃厚
※繰り返しますが、単なる個人が楽しんで予想しているだけです。
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サンバイオには、可能であればこのあたりの進捗具合を公表して欲しいと思う。投資家の「安心」を得るのも、上場企業の大切な経営戦略ではないでしょうか。(IR担当の方のお目に触れる機会がありましたら、ぜひよろしくお願いします。)
1月あるいは1月以降予想も相手(当局)あってのことなのであり得るかもしれないが、「私が社長として直轄で進めてきた外傷性脳損傷の国内申請のプロジェクトも、今後は辻村が引き継ぐ。辻村が執行の責任をとり、私はグローバル戦略を見ていく。」(森社長 四季報ONLINE 2020.10)発言から粗方の目処が立っているのだと思う。さらに、シンガポールの子会社設立表明などなど、申請への本気度は高く、その先へ駒を進めていこうとする会社の姿勢には頼もしいものを感じている。
秋の夜長、予想をして楽しんでみた。承認申請がなされれば、サンバイオはバイオベンチャーから製薬企業への大きな転換を図れる。だから申請が楽しみで仕方がない。がんばれサンバイオ!12月の素敵なクリスマスプレゼント、楽しみにしています!