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ぼーちゃんのブログ〜がんばれ!サンバイオ!〜

世界初の再生細胞薬を開発するサンバイオを追うブログです。

2020年03月

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◎日立化成◎


Q1

昭和電工のTOBに関して、昭和電工は「再生医療等製品の製法開発や受託製造において2025年までに世界シェアNO.1になる事を志向」を表明しているが、御社の横浜工場の求人の多さや、先日のサンバイオ社の決算説明会での「製造委託先への技術移転で時間がかかる」旨の話から疑念をもつ。日立化成として、2025年までに世界シェアNO1になれる算段は整っているか?

A1 

・顧客事情のため詳細は非開示

・日本をはじめとする各拠点にて、着実に成果を積み上げている。

・現時点において、進捗は順調。


~感想~

まあ、こういう答え方になるだろうなと思う。自分の聞き方・探り方も、もっと修練を積みたい。文面や行間からは、マイナスなニュアンスは全くなかったのが事実。2025を視点に、ガチンコで応援しています。



◎大日本住友製薬◎


Q1

脳の再生分野へ挑んだ今回の経験・知見を生かして、今後も脳の再生分野へ挑戦する可能性はあるか?

A1

未定


~感想~

SB623への期待から、何かしらのニュアンスが掴めるかと思っての質問だったが空振り。



Q2

SB623の主要評価項目未達のIRから1年近く時間を引っ張ったのはなぜか。

A2

副次評価項目など膨大な情報解析に時間を要し、その結果開発戦略の決定に時間がかかったため。


~感想~

う~ん、副次評価項目も好ましくなかったのか?・・・



Q3

どうして提携を切りながら株式を保有し続けるのか。SB623に見切りをつけたのなら、早く株式も売却した方がよいのではないか。

A3

当社が保有するサンバイオ社株は現時点で売却する予定はございません。当社の政策保有株式の所有方針等も踏まえて、今後適切に判断していく予定です。


~感想~

う~ん、「TBI適応用途でのサンバイオ社の発展を期待しての保有です。」ぐらいが来れば満額回答だったけれど、そうは来なかった・・・



Q4 

契約文書に「契約解除の場合の取り扱い 生物製剤承認申請前に大日本住友製薬株式会社が契約を解除する場合、解除日後1年間の開発費予算の半額を(サンバイオが)受領する。」となっているが、その支払いもしないのはなぜか?

A4

今回は、サンバイオ社もしくは当社の一方からによる契約解除ではなく、両社合意による解除であるため、解除に伴う追加の費用支払いは発生しておりません。


~感想~

なるほど。これは、今回最大の収穫だろうか。しかし、なぜ「両者合意」なのか。サンバイオ社はなぜ合意したのか。ここが来月の総会で明らかになれば大きい!どなたかお願いします。!



Q5

詳細解析結果が非開示なのは何故か?

A5

Ph2b試験の詳細結果について、サンバイオ社からは公表は行わない方針とお聞きしております。誠に恐れ入りますが、当社からの情報開示は致しておりません。


~感想~

その理由を掴みたかったけれど、掴めず。


両社とも、迅速丁寧に返答を頂けた。好印象。担当者の方、お手を煩わせました。ありがとうございました。サンバイオIRの求人が出ているようだが、サンバイオも近い将来このような丁寧な返答をいただける体制になることを期待したい。大きな収穫はなかったけれど、先週の決算説明会を聞いてから応援し続ける気持ちはさらに確固なものになっていることに変わりはない。4月の株主総会に行く気満々で準備をしていたが、新型コロナウイルスのことがあるので、今回は非常に残念ながら見送ることにした。参加できる方の報告を楽しみに待ちたい。Q4に関するもう少し突っ込んだ質問をどなたかに託したい。本日終値が、世界的新型コロナウイルスショックからの1191円。コロナショックがどうなるか注視しながら、しっかりとサンバイオを応援したい。がんばれサンバイオ!!

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サンバイオはクソか否か。
それは、短期応援組か、長期応援組かで全く別れる。

短期さんにとってはクソかもしれない。それは否定しない。

なぜなら、短期では株価は下がるし、薬も上市されないから。

反対に、長期の自分に取っては、是が非でも応援したい会社である。

なぜなら、長期では薬は上市されるし、伴って株価は上がるから。

ヤフー掲示板での意見の対立は、長期か短期かの単純明快な構造。

短期さんは、そのポジションで売り煽ればいいし、

長期さんは、長い視野で見て買い煽ればいい。

自分は長期なので、自信満々に、会社のつまづきや失敗も許容しながら、SB623の上市を心穏やかに見届ける。今回の決算説明会の電話会議音声を聞いて、この気持ちはさらに高まった。安心した。


論点を分けないと、議論が定まらない。

以下の4論点に分けてみた。


論点1 TBIの申請は可能か不可能か。

論点2 strokeはどうなるか。

論点3 どれぐらいの時間軸が妥当か。

論点4 やがて来るであろう増資について

【論点1 TBIの申請は可能か不可能か。】
 

臨床用段階から、商業用生産へ。より精度が求められる。との年末の発表に「何を今さら!」という怒りの声も聞こえていたが、「再生医療特有の課題」とは、再生医療自体が新規産業なので、「規格が’業界でも’定まっていない段階」故の課題。こんなこと神でも分からないレベル。商業生産において課題が立ちはだかったのは、むしろパイオニアだからこそに立ちはだかる壁。「頑張れ!」としか言いようがない。
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スライドの中の「製造委託先変更」の文字に「????」「聞いていない!」と思った方も多いと思うが、今まで異なるCMO(参考:CMOとは、医薬品製造受託機関(Contract Manufacturing Organization)の略称で、製薬メーカーから医薬品(治験薬・市販薬を含む)の製造を受託する企業を指す。医薬品の開発・製造のラインは、それぞれ異なる技術と設備が必要である。また、医薬品を製造するためには、GMP(医薬品の製造に関する製造管理・品質管理基準を示した適正製造規範)をクリアする必要がある。CMOはGMPに対応できる技術力と設備を開発ライン・製造ライン共に備えているため、1社で開発から製造まですべて担うことができる。以前は薬事法の規制により、医薬品の開発・製造をCMOに全面受託することは禁止されていたが、2005年に改正薬事法が施行されて以降、CMOへの全面的なアウトソーシングが可能になった。)に2回技術移転してきたとのこと。そうなの??初耳!!今回は3回目の移転だとのこと。その3回目は日立化成。日立化成が昭和電工による買収を受けたことからの申請遅延説も根深かったけれど、どうやらこの買収劇は殊更な影響ではなさそう。日立化成(もうすぐ昭和電工)への技術移転での課題だとのこと。 

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このスライドで、治験用と、商業用の違いをさらに説明。多数の項目の中で、特に「原材料管理」「品質保証」「分析体制」に注力とのこと。やるべきことははっきりしているので、時間との勝負。とのこと。技術移転に伴う課題調査が、社長直轄プロジェクトとして、社内優先順位NO1。最重要項目。技術移転がそこまで大きな課題だということが明らかになった。

TBIの申請は可能か不可能か。時間をかければ絶対に可能。この自信を得た。


【論点2 strokeはどうなるか。】

辻村米国社長の「脳梗塞・脳出血は、どの地域で開発することがベストなのか、様々なオプションを検討している最中です。」の発言。「どの地域」とは?ここは謎が多い。

技術移転がここまでの大きな課題であることを鑑みたら、strokeのp2治験薬はどこが作った?という疑問が湧いた。製作サイドの技術の問題で治験薬がそもそも悪かったみたいなことが明らかになれば、stroke期待も完全復活で、大変なことに・・と妄想してしまった。

strokeはどうなるか。現時点では分からないが、期待はできる。


【論点3 どれぐらいの時間軸が妥当か。】

「申請を延期したことで、上市に向けて十分な時間が確保された。」という話やトーンから、サンバイオは申請延期をプラスに取っていると感じた。それは、最後の森社長の「会社はアップダウンを経ているが、不可能を可能にするビジョンを成し遂げたい。そのために新しい分野を’作り込む’!」という趣旨の話からもそうだと感じる。

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辻村米国社長によれば、この図からの全体的な進捗具合は「概ね6割程度」だとのこと。6割って結構すごくないだろうか。残りは4割仕事だとすれば、2021年1月31日までの申請は行けそうだと期待が深まる。個人的には無理ではないかと思う時もあったけれど、この「6割」発言を聞いていける気がしてきたのが正直な所。 

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上図で、最も多くのリソースを割いているのは「販売体制の構築」TBIのP3については、 RMAT受けて、 FDAと協議をスタート。欧州はATMP受けて約10カ国の施設を組み入れる予定で、現在その施設の選定中。このP3が、主要評価項目達成すれば、株価最高値奪回は間違いなしだろうと思う。組み入れ完了からトップラインデータ発表まで見て、3年強だとしたら、2024が目安か。中国は、最適なパートナーの選定を進めている所だとのことなので、良い報告を待ちたい。

どれぐらいの時間軸が妥当か。1月末日までの申請は期待していいレベル。2024を見据えれば、株価は○万円を全然狙えるレベル 



【論点4 やがて来るであろう増資について】


何らかの増資は必須だろうと思う。2019年12月16日IR「対応策としては、必要に応じて、プロジェクトファイナンス、銀行借入、助成金、ライセンスアウトなどをエクイティファイナンスに優先し検討していきます。」とのことなので、エクイティファイナンス以外を行えるかどうかの腕の見せどころ。コロナウイルスによって、世界的に株安な今の状況でエクイティファイナンスは、相当厳しい。手持ち20億とコミットメントライン残高53億の合わせて73億で、まずは国内上市の実績を作り、TBIの海外販売(特に中国)に注力。その辺りでのエクイティファイナンスが最もベストだろうか。「TBIのインフラを活用して、他疾患を乗せていく」ということも言っているが合理的。だからこその申請をずらしてでもの「作り込み」戦略は良戦略。これは、今後「加速的」なサンバイオの発展を意味する。
 やがて来るであろう増資について、増資懸念は依然あるものの、必要な増資として投資家に降りかかってきた場合は応援したい。意外とエクイティファイナンスがないことも全然期待できる。


(12月の申請延期について)「大きな変更にも関わらず説明が不足していたことを反省しています。」「申し上げられることないことございますが、これからしっかりと開示を行なっていきたい。皆さんにその時点での最新の状況について、しっかりとご報告をしていく所存ですのでよろしくお願いします。」

割と謝辞を挟んで来た森社長。故の今回の内事情を明るみにするような、事業進捗を明白に示そうとする今までより踏み込んだプレゼン資料だったと思う。とてもいいと思う。おまけに、今日の質疑応答の要約も後日開示とのこと。会社の姿勢が改まっていることが見て取れる。素直に喜ばしい。


総じて、安心を得られる決算説明会でした。サンバイオの皆様お疲れ様です。
今回が電話会議なら、4月の総会も無理なのだろうか・・・と心配になるが、いずれにせよがんばれ!サンバイオ !長期目線で見れば、「クソ株」批判は全くあたらず!!!

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