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株式投資の専業をめざしている。何も大金を得て遊んでくらしたいわけじゃない。こんな自分でも大きく社会の役に立ちたい。そのために経済的自由を手に入れ、あまりある時間で個人的に勝負をしたいことがたくさんある。

それをめざすにあたって、日本の再興をここのところよく考える。

自分が青春時代を送った頃に輝いていたソニーやシャープ、東芝なんかはいつのまにか没落し(何をもって「没落」かは置いておいて。世界の中での競争優位性は間違いなく残念ながら低下している。これからの復活を応援している。)中国のファーウェイや韓国のSAMSUNG、米国のGAFAなんかが台頭してきた。


日本が世界のイノベーションから遅れたのはなぜか。

・年功序列で若い才能が活躍できなかった。

・失敗を許さない、チャレンジングな企業が少ない国民風土。

・投資をギャンブルだと嫌う国民性。

・諸外国比較で生産効率性の低い働き方=イノベーションへのアグレッシブ度が低い

など、色々あるのだと思う。

それらの理由でIT分野にいち早く資本投下できなかったことも遅れをとった要因の一つであると思う。


日本がどのようにすれば再興するのか。(何をもって再興かも定義は置いておくが。)アメリカのイノベーション力はGAFAやuberを見ても尋常ではなく、この力は移民を受け入れる多様性とか、キリスト教の持つ精神的パワーとか、コロンブス時代からの開拓精神とかからか?そこに最近、中華思想のパワフルさも感じずにはいられない。習近平のパワーを感じて、日本の行く末の立ち位置を考えずにはいられない。


米と中はきっと次元が違う。

米国は人口3億人が支える。自由を尊重する安定した民主主義国で、現代世界における成功事例を豊富に有しているから、この一強は大きくは崩れないと思う。

中国は独特な社会主義構造で、人口13億人の巨大市場をすでに獲得している。国内の産業に対する良い自由と、外国の参入に対しての高い障壁があって、人類が普遍的に憧れをもつ社会構造でないことに変わりはないけれど、ITやAIなど今の時代にあった社会システムがある。

日本が再びGDP世界第2位の経済大国を目指すべきだとは思わない。しかし、made in japanを誇りに思えたり、経済面でも軍事面でも世界と対等に渡り合っていける国力は末代まで維持したいと思う。(自分は戦争反対派、軍縮賛成派です。あしからず。)


GAFAなりアリババなりに共通するのは、「大きな土俵」で勝負できる一点突破を確立していること。日本国内の複数企業が、世界をその分野で先導する日本のお家芸を作り上げた方がいい。そこにサンバイオがあると自分は思っている。

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サンバイオは今年、参天製薬から引き抜きを行なった。その人事の詳細を知ったっとき、正直「若すぎる」と思った。若干38歳。けれど、1企業の短期的成功ではなくて、日本を代表する企業へと視点を持てば、若い方がいい。「若すぎる」と思ったのは、自分が旧態依然な日本の考え方に縛られているからだ。生産性効率性が悪い=女性の社会進出も減る=出生数の減少(韓国や日本)=国の衰退。諸悪の根源は生産性効率性の悪さ。故に働き方改革は日本のレベルをあげるためにmustだ。日本再興の1つの可能性ある道は、バイオでの世界覇権。サンバイオはSB623の米国TBI適応上市1剤で加速度的M &Aでの飛躍的発展(ギリアドのように)を成し得る可能性がある。サンバイオ には、ぜひ社員さん方のワークライフバランスの取れた働き方を追求してさらに優秀な人材を集め、日本の発展に寄与することを願う。若い人材の成功がリクルート市場に浸透すれば、有能な人材がさらに集まる。旧態依然の考え方に縛られないフレッシュな思想をもつ若手を招くほどイノベーションを求めて世界クラスのビジネスを成功に導けられると思う。


参天製薬からやってきた人物が山本寛氏。この山本寛氏に絞ってみれば、サンバイオの今後も多少なりとも見えてくる。氏は、つい先日の8月27日に下記のような講演を東京で行なっている。(ヤフー掲示板上でも出てこなかった話題であると思う。以下の内容だが興味深い。(自分も知っていれば参加したかった。)
 

https://tech-seminar.jp/lecturer/山本-寛
「アジア医療制度・市場構造を踏まえた成功する価格戦略ノウハウ」

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修得知識

  • アジアの医療政策、薬事制度、価格戦略、コーポレート戦略、マーケティング
    • アジア医薬品市場構造と特性
    • 政府系病院/プライベート病院/クリニック/薬局別、製品及び売上構成
  • 医療制度・規制の動向
  • (特に医療制度変更、改訂が直近で実施された国を中心に)
    • 薬価制度及び自由診療 (セグメント別販売価格を中心に)
    • 製品毎の、上市、販売を見越した価格戦略
    • アジア各国でのマネージメントに関して
      • アジアの良き人材の獲得の仕方 (日本企業としてGlobal企業に勝つために)
      • 本当に会社にフィットする人材とは
      • (本社と上手にコミュニケーションできる人材の見極め方)
      • アジア人材のRetention、キャリア育成方法
      • 機能毎 (財務、薬事、メディカル、etc.) の人材層と各国の違い
      • 人材掌握で失敗するリーダーと成功するリーダーの違い
      • (自身のマネージメント経験から)
  • 実例
    • 当内容は、中国、インド、タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン、シンガポールを中心とし、台湾・韓国・その他のASEAN各国を含みます。

プログラム

 現在、製薬企業及び医療機器販売会社のアジア展開、新規参入が活発的に行われております。その中で成功する企業、苦悩する企業と大きく分かれます。大きな要因の大部分がマネージメント、薬事戦略、価格戦略によるものです。実例を挙げながら、アジア展開で成功する秘訣をご紹介いたします。

  1. アジアの医薬品・医療機器市場構造
    1. アジア各国の医薬品・医療機器の市場構成及び市場サイズ
    2. 政府系病院
    3. プライベート系病院
    4. クリニック
    5. 薬局
  1. 最新のアジア医療制度 (2018年、2019年の変更点を中心に)
  1. 中国
  2. タイ
  3. ベトナム
  4. マレーシア
  5. シンガポール
  6. カンボジア
  7. インド
  1. アジア各国の薬価制度及び自由診療について
  1. 中国
  2. 韓国
  3. 台湾
  4. アセアン各国
  5. インド
  6. 南アジア
  7. 各市場セグメント毎の販売価格
  1. アジア製品別価格戦略
    1. 新製品の価格戦略
    2. 新製品の上市戦略
    3. 既存製品の長期価格戦略
    4. BD
  1. アジア各国でのマネージメント経験
    1. マネージメントにおいて注意すべき点
    2. 良いマネージメントとは
    3. 中国
    4. 韓国・台湾
    5. アセアン各国
    6. インド
  1. 実例
  1. 自身の実例
  2. 他社の実例
  1. Q&A
  1. 実例を中心に
  2. 皆さんから
質疑応答

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内容を見るからに相当にアジア展開についてに見識をもつ。人材マネジメントについても造詣が深そうなのは何より素晴らしい。
ちなみに、ホームページ上では確認できないが、9月の説明会にあった以下のスライドにある、
Michael Gaither氏(右下)は、半年前くらいから在籍しているようで、1990年からマーケティングでRoche社10年、Genentech社10年の経験。米国販売向け人事も盤石であることがうかがえる。
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ついでに言うなら、9月の下のスライドから、欧州とオーストラリアの「開発」については大丈夫にしろ、「販売」に関してはまだ手薄感。やはりこちらは「提携」もありえるか。この辺りの公表も近い気がする。
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サンバイオは米国子会社もあるぐらいだから米国人材は豊富なようだけれど、山本寛氏をもってアジア展開は現実的に見える。


・若い人材の活躍

・ブルーオーシャンな市場への漕ぎ出し

・イノベーションへの挑戦


これらをやっているからサンバイオは応援したくなる。日本企業にして、世界のイノベーションスピードに乗っている感がある。日本人の嫌う増資についても、2回目のMSワラントを避け、「海外募集」で短期70億集めたのも、日本人の国民性を加味して考えた妙手であったと思う。しかし本来、日本の再興を願う日本人の日本市場が気持ちよく増資に加担できればいいが、残念ながらそうではないのが現実。経済産業省主体とかで投資家教育を義務教育の中でやっていくことも日本再興のために必要ではないか?と思う。


自分は見ていないが、以前の株主総会で映し出されたらしい1枚の何気ない写真。川西会長と森社長がサンバイオをアメリカで起業した頃の写真が、ガレージでPCづくりを始めた頃のスティーブジョブスとかぶるような雰囲気の写真だったと報告を読んだ記憶がある。サンバイオは、製薬企業界のアップルになれるのか。そこを見てみたい。なれるとしたら2020中だと思われる米国上市次第。つまり極めて近い将来だ。

がんばれサンバイオ!日本に活気や勇気を!ラグビー日本代表が今頑張っているように、サンバイオもがんばれ!応援しています。