ケアネットhttps://www.carenet.com/series/trend/cg001195_020.htmlの東京新宿メディカルセンター脳神経外科主任部長の今井氏の記事によると、頭部外傷受傷者は年間4万人、その3割は退院時に重度障害を後遺している。SB623の薬価300万円として、その3割の方1万2千人に投与したとして、300万円×1万2千人=360億円。サンバイオの利益率が3割だとして360億円×0.3=108億円。(自社販売を表明しているから、実際の利益はもっと多いはず。)発行済株式数約5000万株だから、
EPSは108億円÷5000万株=216円
PER20として、216×20=4320円。
日本で早期承認が下り、上市したら、これぐらいは軽くいくということ。2019春承認申請、審査期間半年、薬価決めなどの手続きを経て、2020前半には上市か。ちなみに、年間4万人で計算しているから、それまでに受傷してしまった多くの患者様を入れると、投与人数はもっともっと膨れ上がる。
たった1年後には最低でもこれぐらいの株価は「保障されている。」と言ってもいいのではないだろうか。
今日の株価が、2580円。1月29日以降5連続ストップ安があった後、野村のレート引き下げ7000円台発表もあって1回ストップ高を見たが、その後残念なことにズルズルと下げが続く状況。
投資家にとっては残念なことになっているが、「1浪した。」と思えばどうってことない。TBIのP2b治験成功がまるでなかったかのような市場の反応に残念としか言えないが、必ず春は来る。それぐらいTBI治験成功は宝だ。
※TBI以外のパイプラインについてはあえてここでは考慮に入れず。ただ、慢性期脳梗塞の詳細データによっては、可能性は無限大だし、加齢黄斑変性や、パーキンソン病、認知症、脳出血など、アンメットメディカルニーズへの適応可能性も十分に秘めているのがSB623の凄さ。株価4320円を迎えるまでには、面白いことが次々と起きているはず。
※アメリカのTBI患者は、スポーツや軍隊の関係で500万人を超えると言われる巨大市場。アメリカでの第3相が快速に3年間で終えたとして、2022年頃には治験が終えて、2023上市だとしたら、2023にはサンバイオはTBIだけで莫大な利益が上がる。株価1万円超えは余裕ではないだろうか。(米国も3相飛ばしてそのまま上市という望みもまだ消えたわけではないので、期待しすぎず、期待したい。)
今、サンバイオを応援する私たちにとって大切なことは、
年単位の時間軸 で、物事を観れるかどうかだ。