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サンバイオ、慢性期脳梗塞の北米第2相での主要評価項目未達の結果を受けて、第2相やり直しなのか、そのまま第3相突入なのか、今の所は分からないが、いずれにせよ治験の募集開始から結果判明まで、どのくらいの時間軸でみたらいいのか過去のIRを根拠に考えてみる。(違っている箇所があったらごめんなさい。)


TBIの場合

2015年10月5日 北米TBI募集開始
2016年7月11日 北米TBI組み入れスタート
2016年10月26日 日本TBI組み入れ開始
2018年3月13日 日米TBI組み入れ完了
2018年11月1日 TBI第二相成功IR

こう見ると、日米2国間に渡るが、最初の治験募集開始からおよそ3年強で結果判明



慢性期脳梗塞の場合

2015年12月21日 北米慢性期脳梗塞募集開始
2016年3月8日 北米慢性期脳梗塞組み入れスタート
2017年12月22日 北米慢性期脳梗塞組み入れ完了
2019年1月29日 北米慢性期脳梗塞第二相失敗IR

こう見ると、北米単独での治験募集開始からおよそ3年強で結果判明。
 



結論 

SB623慢性期脳梗塞の次回治験結果は、「3年後」(治験デザインの練り直しなどがあるから実際はもう少し先?安全性は既に確認されているから、経過観察を6ヶ月とした場合、もう少し前?) ぐらいが一つの目安となる。
3年間の資金拘束を良しとするか無しとするかは各個人の都合だろうが、自分としては3年ぐらいなら待とうという気になる。その間に TBIで余裕で黒字になっているだろうし、 加齢黄斑変性やパーキンソン病の進捗があれば面白い3年間になる。
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